世界中に
慈愛の種を
播きましょう
Sow the Seeds of Love

親愛なる同僚ロータリアンの皆さん:
 私は、2002-03年度が奉仕の年になるであろうと、大きな期待をしています。草の根レベルのロータリアンの創意と活力が、私たちの素晴らしい組織を支えています。一人ひとりの夢と精力的な献身は、この100年の間、地域社会と国家を変える手助けをしてきました。


各クラブで独自の目標を設定してください

 私は上意下達ではなく、ボトムアップで活動することを強く信奉する者です。ロータリアンこそが、自分たちのクラブと地域社会にとって何が大切なのかを、最も理解できる立場にいるのです。
 これまで私は、毎年度初めに発表される新しいプログラムが多すぎると感じていました。今年度、私は新たなプログラム、目標、割り当てを設定しません。活動を広げるより、すでに実行されているプロジェクトやプログラムに焦点を絞ることの方が大切です。
 2002-03年度の会長賞はこの考えを反映しています。私は、各クラブの指導者たちに、独自の目標を設定し、計画したことに着手するよう奨励するつもりです。おのおののクラブは、四大奉仕部門(クラブ奉仕、職業奉仕、祉会奉仕、国際奉仕)のすべてについて、どのような活動をしていくのかを決めるべきです。同様に、各クラブは、会員増強や資金調達の目標を、ボトムアップのアプローチによって設定してください。
 今年度は、以下の分野に焦点を当てるように、各クラブに要請します。

  • 明確なクラブ目標に基づいて会員を増やすこと
    (2005
    年までに総会員数を150万人に増やすという国際ロータリー全体の目標に向けて)
  • ロータリー財団の少なくとも一つのプロジェクトまたはプログラムに参加するか、財政面での支援をすること。
  • 四大奉仕部門の少なくとも一つの活動に着手するか、継続すること。



約束を守ろう

 2002-03年度の軍点目標の一つは、ポリオ プラスを支援することです。ロータリー財団は「約束を守ろう」という新しいキャンペーンを開始しました。すなわち、2005年までにポリオ撲滅という目標を達成するために、米貨8,OOO万ドルを募金しようというものです。ロータリアンによって集められたお金と同額、あるいはそれ以上が、世界銀行とビル&メリンダ ゲイツ財団から提供されるでしょう。われわれはこの気高い活動に全面的に貢献しなければなりません。さもなければ、20年間の歩みが無駄になります。


100周年記念事業の準備を始めてください

 また、2005年に迎える記念すべきロータリー100周年に向けての準備を始めるよう、ロータリアンに要請します。この歴史的行事を祝う一つの方法は、ロータリー1OO周年記念の社会奉仕プロジェクトを実施することです。児童公園、ホームレスヘの簡易住宅、失業者のための職業訓練センターなど、地域社会で最も必要とされているものなら何でもかまいません。このプロジェクトは、ロータリーの貢献と、奉仕の使命を末永く心にとどめる役割を果たすでしょう。


希望は奉仕の種が何世代にもわたって
花を咲かせ生き続けること


 今年度のRIテーマ慈愛の種を播きましょう"は、意義ある奉仕は真心から発するものであるという、私の信念に基づいています。すべてのロータリアンが、それぞれのクラブで、職場で、地域祉会で、そして世界に慈愛の種を播くことを奨励します。ジョナス ソーク博士がかつて言ったように、「奉仕への最も大きな報いは、さらにその機会が与えられることである」。
 私は世界と人生を同時に変えることができると信じています。プロジェクトが小さすぎるとか、あまり意義がないとかいうことは、とりわけ恩恵を受ける人々にとっては問題ではありません。
 私の希望は、これらの奉仕の種が何世代にもわたって花を咲かせ、生き続けることです。

Bhichai Rattakul
2002-03
年度国際ロータリー会長

(RI指定記事  提供 : ロータリーの友 )